2020年 僕のメロディ20曲
- LOONA - Why Not?
- 彼女のサーブ&レシーブ - STILL BE SHINE
- 963 - わたしたち幾何学
- Lucky Kilimanjaro - エモめの夏
- WEAR - アンスマートターミナルライフ (demo)
- waiai - パーム&ラジオ (feat. HALLCA)
- FAREWELL, MY L.u.v - obsession
- BTS - Dynamite
- O'CHAWANZ - After Five
- ステラシュガレット - pathos
- SAPPY - Supreme
- RAY - 尊しあなたのすべてを
- YOHLU - FLIGHT LIGHT
- Negicco - さかさま
- eill - 踊らせないで
- Rainych - Say So (Japanese Version)
- NYAI - Swamp & zombies
- FEVER - If You Want Me
- ELECTRIC GLASS BALLOON - cult star guidebook 2020
- REBEL REBEL - 宇宙に願いを
- ちょっと変態チックな幕を開けるエレクトロポップで最高。向うの歌番組がほぼリアルタイムで見られるのはとても助かる。
- このタイミングで、ってのは多少あるけどそれを抜きにしても良いネオアコ。
- ラップ要素はほとんどゼロに等しいけど良い曲だから仕方ない。
- 決してエモい夏ではなかったと思うけど、心の中で踊りたいよね。
- リリックビデオだけで音源は公開されてないんだけど、良いギターポップなんだわ、これが。このまま忘れ去られていくのが勿体ない。
- ニュージャック!いや、ガッツリとニュージャックってほどじゃないけど。マイナーなサビがたまらん。ゾクゾクする。
- R&B歌謡としてこれ以上のものはもう出てこないんじゃないかって気もする。
- 音楽好きなら2020年はとりあえずこれを聴いとかなきゃダメでしょ。
- 「Mellow Madness」の路線は大好物だし、とても完成度の高いアルバムでした。
- まぁ、これはほぼSAPPYのそのままでシューゲイザーだからね。
- で、そのSAPPY。シューゲイザーど真ん中。
- キング・オブ・シューゲイザーだもん。良いに決まってる。
- チル感が半端ない心地よさ。
- 完全にVENUS PETER。
- 「踊ららせないで」ってタイトルで聴く人を踊らせるのズルい。
- インドネシアから日本語が喋れないのに日本語カバーを届ける、というのを抜きにしても日本語のカバーとして全く違和感がないのが凄い。
- パワーポップ期待の星は外れない。
- 曲の出来が一段上がった気がする。来日してくれー
- まさかのエレグラのスギウラムリミックス。そんなの聴けるなんて思ってないじゃん。
- 突然現れた楽曲派案件。90'sインディーダンス。
2020年はカノサレ、963、O'CHAWANZ、フェアラブと仲の良い界隈が軒並み素晴らしい出来のアルバムをリリースしたのがかなり印象に残る出来事でした。「kanosare」、「tiktock」、「Mellow Madness」、「GOLD」、どれも甲乙つけがたいアルバム。今はこんな状況なので難しいけど、またいつかここら辺みんなで対バンして欲しいな。あと、界隈違うけどRAYの「Pink」もシューゲイザー大好物なので良かった。振り返ると良いアルバムが多かったなー。
バンドだとラッキリが楽しかった。超楽しかった。アルバムは良かったし、シングルも軒並み良かった。ライブも4回か5回くらい見たんじゃないかな。メンバーは全然顔見知りだけど、次のライブは野音でもう手の届かない所に行ってしまいそうだし、行って欲しい。
あとはHALLCAちゃん。Especia時代とは比べ物にならないほどガッツリとハマってる。Especiaの時はEspecia目当てで遠征したことなかったもんなぁ。去年は東京のライブも2回ほど行きましたし。自身名義の曲も良いんですけど、客演の曲がまた良くて。今年ははるかりまあこのEPも出るし楽しみ。
THANK YOU CANNES FRIENDS!!
多分WEARを少しでも知ってる人のWEARの現場のイメージってお客さんが酒を飲んで暴れてしっちゃかめっちゃかって感じだと思うんですけど、ほぼほぼその通りです。
で、彼女のサーブ&レシーブやそれに近い現場でお会いする僕を知ってる人は僕がそこにフィットするとは思われないと思うんです。僕がお酒を飲まないのも結構知ってると思いますし。
いや、僕も未だにそう思います。例えば上に名前を挙げたカノサレとか963とか180°とは言いませんけど90°くらいは現場の雰囲気は違いますよね。そうなんですけど、曲が面白いんですよ、WEAR。僕がはまった曲はドリームポップですし、ギターポップもあるし、スカもあるし、ミクスチャーもあるし、レゲエもあるし、ディスコもあるし。僕は彼女らの前世を知っててWEARに興味を持ったわけではなくて、もっと言えばあーりーさんも知らなくて、単純に対バンで見て曲が面白くてはまったんです。
ただ、長い間見て本人たちのことを知ればやっぱり本人たちが好きになりますし、情もわきます。一人辞めてひなのちゃんが入って、また一人辞めて。もう個人名を出しちゃうけど、外から見てる分にはらいせちゃんが抜けたのはグループにとってこれ以上ない大きな痛手だったと思います。厳しいことを言うと、お客さんの数も少なくなりましたしそれに伴って勢い自体も落ちたように感じましたし。その中で特にかげひちゃんとなっちゃんはまぁ多分色々あったと思いますよ。本人たちは当然あまり言わないですけど。
でも、そんな状況の中でWEARを守るために涙を流しながらステージに立ち続けている姿を見たらねぇ。特にかげひちゃんはどう考えても大丈夫そうじゃないタイミングで一人でDJ出演があって、多分皆に聞かれてるんだろうけど「大丈夫だよ、かげひは元気」って僕らを安心させるように笑顔で答えてて。そういうのグッとくるじゃないですか。そんなことがあったから僕は彼女たちがいる間は何があっても絶対にWEARを応援し続けようと思いました。なっちゃんにアウスカだのかみゅうさんだの言われても僕はWEARのファンでしたよ(それはそれとして
かげひちゃんとなっちゃんは僕が知ってから2年5ヶ月、ひなのちゃんは1年4ヶ月、しあんちゃん、まなみちゃん、こはねちゃんは11ヶ月。今まで本当にありがとう。月並みな言い方だけど、楽しいことばかりじゃなかった、でもやっぱり楽しかったよ。WEARを好きになって良かったと思ってます。
かげひちゃんは大黒柱。WEARをWEARたらしめていた存在、精神的支柱。やっぱりWEARはかげひちゃんがいてこそ。僕はかげひちゃんがいる限りWEARのファンでい続けようと思っていたのでそれを全う出来て良かったです。
なっちゃんは完璧。結構最近まで歌のお姉さんだと思ってたんですよ。思ってたんですけど、フリとかやらなきゃいけない事を120%出来てて、完璧な人なんだ凄い、って。あと、ちょいちょいかみゅうさんネタでいじめてくれるのが好きでした。
ひなのちゃんはアイドル。可愛いでしょ、ピンクが似合うでしょ、はわわ~でしょ、こんなん言ったらアレですけどおっぱい大きいでしょ。これ以上ないアイドルでした。
しあんちゃんは美麗。とにかくビジュアルが強い。そうなんだけど、実は歌もかなり強い、と言うか強くなった。更に喋ると面白い。どれもギャップが半端なかった。
まなみちゃんは活力。小さい身体から溢れ出るバイタリティ。髪の毛が汗でビショビショになるのも僕は好きでした。悩んでいるのを気付いてあげられなくてゴメンね。
こはねちゃんは潜在能力。最年少なのに歌に爆発力があって迫力を感じさせることもしばしば。なので、もう少し長い間見て成長を見ていたかった。
6人がこれからどういう道に進むのか分かりませんけど、WEARでいたことを胸を張ってこれからの人生を歩んでくれたら嬉しいな。
WEARを初めて見たのは2018年4月で正式デビューから1ヶ月後なんですけど、なっちゃんに「ほとんど2年半で古参だよ最古参」と言われたのでこれからはWEAR古参でしたみたいな顔をしていこうと思います。
さよならアウトスカーツ
OUTSKIRTSは所謂地下アイドルのフォーマットそのままで普遍的なJ-POPをやろうとしてたんじゃないかって気がしてて。現場はそれこそ若い子がリフトしちゃうような所だけど、曲自体は肯定的な意味で普通だったから。だからメンバーが常に口にしてた言葉は「キラキラ」。
最後は3人になっちゃったけどメンバーそれぞれのキラキラを見るのが楽しかった。アメリちゃんはダンスと表現力で、はるちゃんはアイドル性で、そしてかみゅうさんは歌で、それぞれのキラキラを最後まで見せてくれてたんじゃないかな。僕はかみゅうさんの歌とステージ上の表情を見るのが本当に大好きで、だからスタンドマイクで立ち位置が変わらなくてかみゅうさんがメインの「愛の魔法」を特等席で見るために頑張って早起きして遠征してました。でも、本人に好きだという気持ちは伝えられたし伝わっていたし、それは全然無駄じゃなかったと思う。
チラシを配ったりすると可愛いねとか言ってくれるけどなかなかライブや特典会には来てくれないみたいな話をかみゅうさんがしてたり、メンバーの変動や今の新型コロナの状況で決して順風満帆な活動ではなかったと思うけど、そんな風にもがいているのを支えてあげたいと思ったから僕に出来ることならしてあげたくて急遽平日仕事終わりに新幹線に飛び乗って大阪まで日帰りなんてしたこともあったし。特にかみゅうさんは看護師の夜勤とアイドル活動の両立は想像する以上に大変だったんじゃないかなぁ。それを本人に言ったら平日に仕事をして土日にライブを見に来る僕らと一緒だと笑ってたけど、いやいやそんなもんと一緒にしたらいかんて、と思ったりしたものです。
アメリちゃんはホントしっかりした子。しんどいけど大丈夫、みたいに言って僕らに弱い部分を見せないようにしている部分もあったんだろうけど、時々最年少だってことを忘れちゃうくらいしっかりとした出来る子でした。振付も作詞もやっちゃうスーパーな子でスタイルも抜群、間違いなくダイヤになれる可能性を秘めてると思う。自分で言うのもなんだけど、僕のことを信用してくれてるんだろうなぁって思うことがちょくちょくあってそれは凄く嬉しかったです。
はるちゃんは自分では謙遜してるけど凄く"アイドル"らしくて、ゆっぴさんが卒業した後は一番アウスカっぽい子だったと思います。アウスカに入って実際に活動したのは1ヶ月ちょっとでずーっとお休みになってそのまま解散しちゃって折角アイドルになったのに…とか落ち込んだり後悔してないか心配してたんだけど、本人に言ったらメンタル強いから大丈夫!って言われたので安心しました。
かみゅうさんはアウスカのメンバーの中で唯一全く前世的な物がない人だから、いきなり歌って踊るのは想像以上に大変だったんじゃないかな。でも、歌には自信を持ってた人で、ソロパートで音を外した時に「そういうのも含めてライブじゃないですか」「でもあまり来ない人がたまたま来た時にそういうのだったら嫌じゃん」みたいな会話をしたことがあって意外と(って言ったら失礼だけど)ちゃんとしてるんだなと思ったこともありました。まあ、よく誤字をしたりチェキの日付を間違えたりするおっちょこちょいな人でしたけどね。かみゅうさんの思い出はそりゃ勿論沢山あって、涙が出るほど嬉しい出来事もありました。ちょっとした裏話的な話を聞かせてもらったこともありました。花嫁姿を見ることもできました。「いい年して何してんの」って怒られたこともありました。ここに書けないことも色々ありました。今となっては全てが僕の宝物です。
終わりが来ないものなんてあり得ないのは知ってるし、それは今じゃないだろうって気持ちだけど、メンバーがアウスカでいたことをこれからも良い思い出として忘れないでいてくれることが僕の最後の望みです。
CDはシングル1枚だけだし毎週末ライブみたいな活動じゃなかったから世の中に残した傷跡は決して大きくないけど、良いグループでした。さよならアウトスカーツ。僕にかかった魔法はいつまでも解けません。
「今から皆さんにアウスカの魔法をかけたいと思います」 pic.twitter.com/Jmc0VaQc0m
— まっくす (@mymelodyorg) 2020年2月12日